こんにちは!頑固ちゃんです。
私はパニック障害になったせいで、彼氏からプロポーズされませんでした。
今回はその苦い思い出をただ淡々と語りたいと思います。
それではスタート。
交際3ヶ月でパニック障害発症
2019年春、私はEBウイルスによる伝染性単核球症を発症しました。
この病気は別名キス病と呼ばれ、唾液感染する病気です。
つまり私は、彼氏からEBウイルスをもらったことになります。
その病気がトリガーとなり、完治後も体調が思わしくなく、そのままパニック障害になりました。
彼氏には上記のことを伝えていないので、まさか自分とキスしたことが発端となってこんなことになったとは夢にも思っていないでしょう。
その時、交際わずか3ヶ月。出会ってからは4ヶ月ほどでした。
謎の病になってしまいデートもままならなず、ましてや会うことも辛いという日々が続きました。
パニック障害と付き合いながら交際を続ける
そんな状態の私と、彼氏は別れを選ばずに、私たちにできる範囲でのデートを重ねてくれました。
そのことは本当にありがたく思っています。
「頑固ちゃんが病気だからといって、離れたりしないよ」
彼氏はそのような言葉をくれました。
その言葉通り、私たちは順調に交際を続けていました。
パニック障害が悪化する
2020年2月、私のパニック障害が悪化してしまい、家から一歩も出られなくなりました。
もちろん彼氏とも会うことはできなくなりました。
悪化の度合いはとてもひどく、スマホを見ることはおろか持つこともできなくなったので、連絡も取ることができず・・・
それでも、彼氏は見放さず、何も言わずに私の回復を待っていてくれました。
迎えた私の誕生日
その後、病状は少しずつ回復。外にも出られるようになりました。
彼氏とも短時間ですが、顔を見て話せるようになりました。
そんな中で迎えた私の29歳の誕生日。
いい歳なので、やっぱり少しは期待してしまいます。
まだまだ病状的には結婚なんてできるような状態ではなかったけれど、何か嬉しい一言があるのではないかと思っていました。
当日、彼氏からは「幸運を受け止める」という意味が込められたネックレスをプレゼントされました。
とても嬉しかったです。
ですが、私が期待していたような言葉は全くありませんでした。
付き合って2年記念日
2年記念日を迎える頃には、飲食店などに入り外出も楽しめるようになっていました。
2年という節目の日なので、この日もやっぱり期待していた自分がいました。
帰り際に、彼氏からはサプライズでバラの花束を渡されました。
ですが、この時も私が期待していたような言葉は全くありませんでした。
将来のことで悩む日々
2年経っても、将来の話が全くないので、私はとても不安でした。
「私が病気じゃなかったら・・・」と何度考えたことでしょう。
病気だから将来の話をされないのだとずっと思っていました。
また、病気の身であるため、彼氏に強気に出ていくことができず、自分からもそのような話をすることができませんでした。
結末は
結末はとても悲しい結果となりました。
彼氏は、私の病気が治るのを待ってくれてはいましたが、正直パニック障害がいつ治るかなんて誰にもわかりません。
私は病気の自分を丸ごと愛して欲しかった。病気がまだ治っていなくても将来の話がしたかった。
でも彼氏は、健康な私にプロポーズしたかったみたいです。
はたからみれば当たり前のことかもしれませんし、甘えかもしれませんが、病気の私を支えながら一緒に生きて欲しかった。
でも、その夢は叶いませんでした。
2年半記念日を前にして、お別れすることになりました。
お別れした原因の根本は、私の病気とは関係ありませんが、病気じゃなかったら確実に未来は変わっていたと思います。
救いようのない結末となってしまいましたが、私はこれからも前を向いて、病気とうまく付き合いながら強く生きていこうと思います。
私と同じような思いをしている方もきっといらっしゃるでしょう。
ともにゆったりまったり、進んでいきましょうね。
それではまた!